テックブログ

UnityでOpenPose風のアバタースケルトンを表示するライブラリを作ってみた

はじめに エンジニアの松原です。前回こちらの記事で扱った、UnityでOpenPose風のアバタースケルトンを表示する仕組みを、Unityのライブラリとして開発、公開しました。この記事に実際の使い方を書きました。 synamon.hatenablog.com 今回の記事で使用してい…

UnityでOpenPose風のアバタースケルトンを表示する仕組みを作ってみた

はじめに エンジニアの松原です。近年生成系AI、特にStableDiffusionの仕組みをベースとした生成系AIが目まぐるしい速度で進化しており、2023年の年間を通しても取り沙汰されない日のほうが少ないのでは、と思えるぐらい連日SNSでのニュースで見かけていまし…

M5Stackを使ってタイムコード生成器を試作する

はじめに エンジニアの松原です。以前紹介したオーディオ・映像機器間の同期方法に関しての取り組み(その1、その2) を記事にしました。 前回記事ではオーディオ信号にLTC信号を送り、マイク入力から受け取ったLTC信号をUnity上でデコード、表示する方法につ…

librgを使って仮想空間上にいる他の人を検索してみる

はじめに エンジニアの松原です。最近リアルタイムネットワークに関連するフレームワークやプロトコルについて調べていますが、リアルタイム通信に関連してオンラインゲームの仕組みを調べることもあります。今回の記事はオンラインゲームに関連した調査の中…

NetMQ(ZeroMQ)を触ってみる

はじめに エンジニアの松原です。前回の記事( RabbitMQを使って開発言語の異なるアプリケーション間のメッセージ処理を試す ) に引き続き、ZeroMQについて取り上げたいと思います。 synamon.hatenablog.com ZeroMQの設計パターンについて 前回の記事で紹介し…

RabbitMQを使って開発言語の異なるアプリケーション間のメッセージ処理を試す

はじめに エンジニアの松原です。これまでの記事( Kafkaその1 Kafkaその2 )でもメッセージキューイングに関するトピックを扱っていましたが、今回は他のメッセージキューイングのサービスのうち、RabbitMQについて取り上げたいと思います。 synamon.hatenabl…

Babylon.jsとreact-babylonjsで3Dモデルを描画してみた

こんにちは、フロントエンドエンジニアの堀江(@nandemo_3_)です。 2023年4月21日にBabylon.jsのバージョン6がリリースされ、界隈では話題になっておりますが、メタバース業界にいるフロントエンドエンジニアとしては、キャッチアップしておきたいと思い、B…

TypeScriptでサードパーティー性ライブラリに依存しないように実装を考えてみた

はじめに エンジニアの松原です。最近業務でAWSのLambda(Node.js)を利用した機能を開発しています。素のJavascriptを書いていくのは躊躇われたので、TypeScriptで書いています。 今回はTypeScriptを使ってコードを書いていくうちに、継承やインターフェース…

React Docsの「You Might Not Need an Effect」をしっかり理解する

こんにちは、フロントエンドエンジニアの堀江(@nandemo_3_)です。 だいぶ時間がたってしましましたが、 Reactのドキュメントが一時、Twitterで話題になりました。 話題となったドキュメントはこちらです。 react.dev タイトル「You Might Not Need an Effe…

ウェブサイトのユーザー行動分析のための仕組みについて考察する(1)

はじめに エンジニアの松原です。一時期ホームページなどでアクセスログやユーザーの行動履歴を収集、解析するためにGoogle Analyticsを活用することが流行っていましたが、私自身は実際は裏側で動いている仕組み自体を知らないまま使っていました。 以前日…

Rails上で利用できるKarafkaを使ってKafkaを利用する

はじめに エンジニアの松原です。前回の記事では、簡単にKafkaをローカルでサーバーを建ててHello Worldをする内容を紹介しました。 synamon.hatenablog.com 前回はConsumer側にKafkaJSを利用していましたが、今回は、Karafka を利用して、Rails上からConsum…

KafkaとKafkaJSのHelloWorldを試してみた

はじめに エンジニアの松原です。普段の開発ではHTTPサーバーを扱うことが多いのですが、負荷軽減のための様々なサーバー側のギミックについて調べていく中で、メッセージキューの仕組みについて目に留まりました。 今回はKafkaについて紹介します。元々メッ…

Oculus IntegrationからQuest Proの新機能を触ってみる(視線追従)

はじめに エンジニアの松原です。運よくQuestProの発売日の直後(10/26)に届き、Quest2で積みっぱなしになっていた釣りゲームを週末やっていました。 ふと、最近Unity上でHMDを使った開発をしていないことに気づき、この機会にQuest Proの新機能に触れる目的…

プロジェクトをNetcode for GameObjectsのリリース版にアップデートする

はじめに エンジニアの松原です。先日Unityがマルチプレイヤーのための新しいツール群の発表をUnityの公式ブログから発表がありました。 この中に含まれるNetcode for GameObjectsに関してはこのテックブログでもいくつかの記事(その1、その2、その3、その4…

テックブログを週1回・1年間更新継続するための3ステップ

Synamon採用担当の熊谷(@spirea_xxx)です! なんと、弊社のテックブログが週1回・連続1年更新を達成しました~!!! 弊社のテックブログ記事や1年更新のことををSNSで皆さんに紹介する中で「テックブログの週1回更新を1年間続けるって、相当すごいんじゃな…

StreamDeckのプラグインを作ってみる

はじめに エンジニアの松原です。趣味のガジェット漁りで以前 StreamDeck を購入しました。エンジニアとして、デバイスに関して何かできないか調べていたところ、このデバイスではプラグインを自作できるようで、ソースコードにhtmlとJavascriptが使われてい…

NestJS+Svelteを使って簡単なSSRを試してみた

はじめに エンジニアの松原です。普段の業務ではバックエンド開発業務が多く、たまにはフロントエンドのこともしたいと思いつつ、新しいWebフレームワークにも触れたいと考えたため、 バックエンドとしてRails風にMVCベースの設計を持っているNestJS(厳密に…

Unity上で外部デバイスとの同期処理を行うための考察(タイムコード読み取り編)

はじめに エンジニアの松原です。Unityと外部デバイスの間で同期処理を取ろうとするとき、単純に時間のタイミングだけ測って同期を取ろうとしても、デバイス内部で利用しているクロックジェネレータの仕様によって、時間が経つほどズレが大きくなってくるこ…

GUIにおける状態管理の考え方について

はじめに エンジニアの松原です。業務以前に個人開発でUnityを触っていたのですが、まずはサードパーティ製ライブラリを取り込んでから開発がスタートするのが多かったと思います。(分かりやすい例として、Oculus IntegrationやUltraleap Plugin For Unityを…

Synamon Advent Calendar 2021完走しました!

Synamon Advent Calendar 2021、見事完走!2022年もSynamon’s Engineer blogをよろしくお願いいたします!

UnityのTimelineを利用してGUIのトランジション効果を作ってみる

UnityのTimelineを使って画面遷移のアニメーションをコントロールする方法について記事に書いてみました

Netcode for GameObjectsでMobをスポーンさせる

Synamon Advent Calendar 2021の18日目の記事として、Netcode for GameObjectを利用してPlayerを追跡するMobをマルチプレイヤーで実現する方法についてまとめました。

Netcode for GameObjectsでプレイヤー間で同期する物体の生成 / 破棄

Synamon Advent Calendar 2021の11日目の記事として、現在Synamon's Enginner blogでいくつかの記事で取り上げている、Netcode for GameObjectsで同期オブジェクトを扱うための方法について紹介します

Netcode for GameObjectsの機能紹介 NetworkTransformコンポーネントについて

Synamon Advent Calendar 2021の4日目の記事として、前回Synamon's Enginner blogで紹介したNetcode for GameObjectの機能のうち、NetworkTransformの機能について紹介しました

テックブログ運営を回すための取り組み 〜黄金の回転編〜

ひとりでは成し得ないことも、他者を巻き込んで実現していく。それが組織・チームで動く上で最も必要なスキルなのかもしれませんね。

Unity公式のNetcode for GameObjectsのHelloWorldチュートリアルを改造しつつ触ってみた

Netcode for Gameobjects についてどのようなものかを調べ、注意点やハマりやすいところについて書きました。動作サンプルをGitHubに公開しています。

UnityのInputSystemからQuest2のデバイスの取り扱い方を考える

UnityではInputSystemという外部入力デバイスを扱うライブラリが登場し、従来から大きく仕組みが変わっています。本記事はInputSystemを通してのVRデバイスの取り扱いについて触れていきたいと思います。実際にQuest2(Oculus Link)を使って試してみました。

いろいろな種類がある .NET の違いとは

はじめに こんにちは Synamonでエンジニアをしている庭山です。 Unityでの開発では主に.NET(ドットネット)という環境下、C#というプログラミング言語を使用しています。 また、次世代の .NET 6 というバージョンが近く正式リリース予定(2021年11月)となっ…

Goで作ったAPIでGithub Actionsを使ってAPIを直接叩くテストを回す

ごあいさつ エンジニアのうぃすきー(@Whisky_shusuky)と申します。弊社ではインフラ・バックエンド・フロントエンドとWeb周りを全般的に対応しております。 最近Goをよく使っているため、以前公開したGinで作ったサンプルAPIにGithub Actionsの設定を追加し…

テックブログ運営を回すための取り組み 〜再始動編〜

続かないテックブログ運営を再び回すための取り組みについてまとめてみました。書く目的の明確化、書く人を増やす、書くハードルを下げる。まずはこのあたりの施策から取り組んでいます。